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節分におすすめの鬼の絵本の紹介です♪
『おにの子あかたろうのほん』(全3巻)
きたやまようこ 作
おにの子あかたろうが外から帰ってくると、お母さんがいません。そこで次から次へと電話をかけて、お母さんをおいかけます。『あかたろうの1・2・3の3・4・5』ほか、『へえーすごいんだね』『つのはなんにもならないか』の3巻セット。
2歳ごろから鬼やお化けが気になり出すの…あるあるですよね👹
この絵本は4人のカラフルでかわいいおにの子たちが主人公の、保育園で一年中超大人気の絵本です。
どのくらい人気かというと、3冊まるまる暗記してしまう子続出の人気っぷり!
公式の対象年齢は3歳〜となっていますが、2歳ごろから楽しめる絵本です♪
1冊ずつ紹介していきたいと思います✨
あかたろうの1・2・3の3・4・5

おにの子のあかたろうが外から帰ってくると、お母さんがいません。そこで、次から次へと電話をかけて、お母さんを追いかけます。
一番有名なのはこちらの本かなと思います。
あかたろうくんと一緒に電話のボタンを押すのにハマる子続出!
数字や電話に興味を持ち出した年齢にぴったりの絵本です♪
鬼たちが経営しているお店屋さんたちがなんともかわいい…登場人物はもちろん全員鬼。
カラフルな絵にリズミカルなテンポ、何度も何度も読みたくなってしみます。
こちらの本にあまりにもみんなハマるので調べてみたところ、なんとシリーズものであと2冊あることが判明!急いで全種類揃えました。
つのはなんにもならないか

なわとびもボール遊びも、つのが邪魔。だけど、むしゃむしゃの森へ冒険に行ったあかたろうたちは、つののおかげで命びろいします。
4人のおにの子たちが仲良く遊ぶストーリーと思いきや、壮大な冒険が始まります。
なんと突然歌いながら森へ冒険に行き始め、ゾウやらヘビたちに食べられてしまうのです。
鬼が冒険に行って、動物たちに食べられる。こんなにわくわくする設定ありますか…!?
もう子供たちは大ハマりです。日常会話にも当然のように出てきます。
それで鬼ならではの手法を使ってお腹の中から出てくるのですが、そのシーンがもうめっちゃ面白い!!初めて読んだ時は読みながら爆笑してしまいました。今、思い出しただけでも笑えます。もう何百回と読んでいるのに。
1番中毒性のあるストーリーだと思います。悩む前に買ってください。
そしてこの本を読んで初めて、出てくる4人は↑で紹介した絵本に出てくる、それぞれのお店屋さんの子供たちだったと知りました。3冊別々のお話ですが、リンクしていることに気づいた時は感動しました。
へえーすごいんだね

「どうして、みんな体の色が違うのかな」あかたろうは知らなかったのに、みんなはその秘密を知っていました。さてあかたろうは?
読んでいていつも泣きそうになります。
金子みすゞさんの詩、【私と小鳥と鈴と】のようなじんわり心があったかくなるストーリーです。
4色のおにの子たちは、それぞれ色のルーツがあったのです。それを知らなかったあかたろうは、お母さんにルーツを聞きに行きます。
だけど、さすがきたやまようこさん。決して期待を裏切りません。
タイトルにもなっているセリフ『へえー、すごいんだね』
これを言う時のおにの子たちの表情、もうめっちゃシュール!!!
あかたろうが一所懸命、必死になって探してきたルーツを聞いても同じ顔!!!
もう大ファンになりました。面白すぎます。こんなにも大人も子供もハマれる絵本あります?
3冊揃えて絶対に後悔しませんので、ぜひ揃えてみてください。
節分の季節に限らず1年中読んでます。